ぶろぐ

しょうもないおとこのしょうもないぶろぐ。

そうこうしてる内に彼女が来た。…見るからに疲れている。ただ、歩き方が芝居がかったように大袈裟にふらふらしている。しかも手には3DSを持ちながらポケモンもやっている。…なんか面白い。
そして、「おかえり」と俺が言ったにも関わらず彼女の返事は電車の不満だった。…そうとう不機嫌だ。

彼女の不満は止まらない。ペラペラと「ありえない」や「足が痛い」などと不満は爆発。ただ、手にはしっかりとポケモンをプレイしている姿はなんだか愉快な奴に見えてしまう。…(話すかプレイするか)どっちかにしなさいよ。笑

不満を聞いているうちにこっちもイライラが写ってしまってなるべく穏やかに「あんまり不満を口にするのはやめよう」と言ったら彼女は俺の発言も気に食わないようだった。

今思えば彼女の妙に芝居がかった歩き方や、不満を口にする姿は俺に甘えているのでありホントは「ありえないよ!」、「大変だったね」などの労りの言葉や賛同が欲しかったのだろうと思う。ここは改善出来る事だから今日からそうしよう。あまり、自分の意見は押し付けないようにしよう。10時間以上も働いて帰りの満員電車なんだ。そこは受け止めよう。


朝ごはんを買いたいと言ってきたので、スーパーに行った。スーパーに入ってもまだDSをやっているのでさすがにそれは恥ずかしいからやめてと無理矢理没収した。

彼女はよくよく買うものを考える。何を買うにも熟考する。後悔したくないのだろう。
そういうのにいつもイラッとしてしまう自分がいる。よろしくないのだけど。時間がもったいないと思ってしまう。そんなことしてる暇あるなら録画しているアニメ見ようよ。でも、急かしても「もういい」となげやりになるから良い事はひとつもない。

何が最善なのか?

待ってあげるのが吉なのだろうか?うーん、難しい。
たぶんおごってあげたら一番穏便に済む。
万が一、不味いと思っても俺が食べれば問題ない。
ただ俺には金がない。今までそういった事が重なって財政が苦しくなった経験から億劫になっているのは否めない。

結局、俺が一緒に食べようと言った半額になったお寿司以外は買わずにスーパーを後にする。

長くなってしまったのでここまでにしよう。